blenderを右も左も分からない完全初心者向けにblenderのインストール方法からモデリングで使用する基本操作を解説していきたいと思います。
始めてみたいけど難しそう。。。そんな方でも最初にぶち当たる壁として、基本操作をまずは覚えましょう。
おばあちゃんでも分かるように詳しく解説していくので安心してください。
blender初心者は何を始めたらいい?準備物
blenderを始めるにあたってまずは以下のものを準備しましょう。
グラフィックスボード搭載のパソコン
Blenderを始める際、パソコンはどんなパソコンでもOKというわけではありません。
必ず「グラフィックスボード搭載」されたパソコンを使用するようにしましょう。十分なスペックを要していないと、途中でフリーズしたりソフトが強制終了してしまうことがあります。
blenderに適したパソコンについては以下の記事にて解説しています。
blenderの推奨スペックとおすすめパソコンを解説【2024年版】
blenderソフト
blederは無料のオープンソフトなので、こちらリンクよりインストールすることができます。
インストール手順については以下で解説していきます。
本・参考書
blederを勉強する際、書籍が手元にあったほうが理解しやすいです。
パソコンで調べながらでも習得は可能だと思いますが、初めのうちは書籍を見ながら手を動かしたほうが覚えるのが早いと思います。
パソコン起動時以外の時間も見れるので便利だと思います。
blenderのインストール方法
blenderのダウンロードはこちら(blender公式サイト)。
公式サイトに飛ぶと上記の画面に移ります。
上タブメニューの「download」をクリック。
そしてこちらの画面に移るので、「Download Blender」という箇所をクリック。
こちらではバージョン3.3.1となっていますが、blenderはバージョンアップを続けているので、もしかしたら数値は変わっているのかもしれません。
上記画像では私自身がmacを使っているので、mac osとなっていますが、windowsの方や他のOSを使っている方はこちらで選択します。
デフォルトで自身のOSのソフトが選択されていると思うので、そのままDownloadをクリック。
ダウンロードが完了したら左下のタブをダブルクリック。
こちらの画面が表示されるので、左のblenderのアイコンを左クリックして右のフォルダのアイコンまでドラッグアンドドロップします。
そうすると、アプリケーションのフォルダにblenderが追加されます。
blederをダブルクリックして開きます。
blenderの初期設定!英語を日本語に
blenderを起動すると全部英語になっているのでまずはこちらを日本語にしていきます。
左上の【Edit】→【Preferences】を選択
一番上の【Interface】→【translation】
【Language】という箇所が【English(English)】になっているので中から日本語(Japanese)を選択。
そして一番下の【新規データ】のチェックを外します。
そして左下のメニューの【プリファレンスを保存】をクリック。これで、これまで設定した内容を保存できます。
次にその下の【プリファレンスを自動保存】にチェックが入っていることを確認してください。これにチェックが入っていると、変更した時に自動で保存してくれるようになります。
デフォルトでチェックが入っていると思うのでOKです。これで初期設定は終了です。
blenderの基本操作
今回の記事では以下の基本操作を覚えていってください。
- 視点の操作方法
- オブジェクトの選択
- オブジェクトの消し方
- 1つ戻る・進む
- オブジェクトの移動
- 拡大縮小
- 回転
- オブジェクトの追加
- 2つの作業モード
まず画面について簡単に触れますね。
今回は以下の画像のマス目の部分、「3Dポート」呼ばれる部分について解説します。ここが基本の部分になります。
真ん中の白い立方体を「オブジェクト」と呼びます。
右側の黒線の先に丸がついているのが「ライト」と呼ばれるもので光を当てています。
左側の四角形と黒の三角形のものが「カメラ」でと言い、撮影してる、といったかたちです。
視点の操作方法
主に3つなので簡単です。
視点を動かくすときはマウスのホイールを押し込んで動かすと回転することができます。
ホイールを転がすとズームインとアウトをすることができます。
Shiftを押しながらマウスのホイールボタンを押して動かすと画面を平行に動かすことができます。
マウスを使った基本の移動操作はこの3つです。
オブジェクトの選択
次にオブジェクトの選択です。
オブジェクトは左クリックを押すと選択されます。枠がオレンジになっている状態が選択されているということになります。
SHIFT キーを押しながら左クリックで選択するとこの世に2個3個と複数選択することもできます。
左クリックを押してドラックして範囲選択することでも、オブジェクトの選択が可能です。
オブジェクトの消し方
オブジェクトは選択してXキーを押すと、選択したものを削除することができます。
デリートキーでも消すことができます。
1つ戻る・進む
作業を戻す時はCtrlとZキーを押しますとすると一つ前の作業に戻ります。
進むときはCtrlとShiftとZキーで1つ進むことができあmす。
オブジェクトの移動
オブジェクトを左クリックしてGキーを押すとオブジェクトが白くなるので、この状態でマウスを動かすとオブジェクトを動かすことができます。左クリックを押すと位置が確定されます。
移動のGはGrab(掴む)のGなので覚えやすいです。
左クリックで確定する前に右クリックを押すと元の位置に戻ります。
赤い線がx軸、緑の線がy軸といいます。
Gを押した後にxやyを押すと同じx軸上、y軸上にだけ動かすことができます。
G+X:X軸上に動かす
G+Y:Y軸上に動かす
G+Z:X軸上に動かす
Gを押してZを押すと縦方向のZ軸が出てくるので、Z軸上にだけ動かすこともできます。
拡大縮小
選択してSキーを押すと拡大と縮小することができます。SはスケールのSです。
こちらも大きくした時に右クリックを押すとキャンセルすることができます。
先程移動で説明したX、Y、Z軸上で動かすことと組み合わせて、
Sを押した後にXを押すとX軸上にだけ大きくしたり、Sをした後には言うとY軸上にだけ、 S+Zでz軸上にだけ大きさを変えることもできます。
回転
Rキーを押すとオブジェクトを回転させることができます。回転(Rotate)。
こちらも同様に左クリックで確定回転してる時に右クリックでキャンセルが可能です。
回転させる軸もR+X で X 軸に固定して回転させたり R +Y でY軸、R+Z Z軸に回転させることができます。
オブジェクトの追加
オブジェクトを追加する方法は、Shift+Aキーでメニューが出てくるので、「メッシュ」を選択。
平面だったり、立方体、球だったりと様々なものを追加することができます。
モンキー(笑)も追加できます。
上メニューバーの【追加】からもオブジェクトの追加が可能です。
2つの作業モード
通常だとオブジェクトモードとなっていて、物体の位置や大きさを変えられたのですが、Tabキーを押して【編集モード】にするとことでより細かな編集をすることができます。
上のタブからも編集モードにすることもできます。
まとめ
今回は簡単ではありましたが、blenderのインストールから初期設定、簡単な基本操作を中心に解説してきました。
なんとなくblenderの世界観が分かったと思います。
この基本操作をベースに作品を作りながら覚えていくのがいいと思います。