コンテンツについて一部に広告が含まれます。なお比較表や内容は独自の解説です。

Blender、DTP、3DCG制作で使えるおすすめモニター3選【2023年版】

今回はBlenderをはじめ、DTP、3DCG制作で使えるおすすめのモニターを解説していきます。

重視すべき項目はIPSとかVAとか視野角とか4Kとか。CG制作で重要なスペックや項目も合わせて解説しているので、ベストな一台を見つけるための参考にしてくださいね。

Blender、DTP、3DCG制作でおすすめなモニター

まずはじめにCG制作でおすすめのモニター3つを紹介します。

  • EIZO EV2785-BK
  • BenQ PD2700U
  • AUSU ProArt PA34VC

EIZO EV2785-BK

ブランド EIZO
本体サイズ 27インチ
パネル方式 IPS
解像度 4K UHD 2160P
アスペクト比 16:9
入力端子 USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×2
重量 8.2kg

EIZO EV2785-BKは、27型4Kディスプレイ。

タイプCケーブル対応なので、映像の出力はもちろんのこと、音声の再生、USB通信、ノートPCへの給電など幅広い使い方ができます。

フレームレスデザインなのも嬉しいポイントです。枠がたてよこ1mmづつなので、モニターの圧迫感がなく、27インチと大きく感じるかも知れませんが机上を広々使えます。

BenQ PD2700U

ブランド BenQ
本体サイズ 27インチ
パネル方式 IPS
解像度 4K UHD 2160P
アスペクト比 16:9
入力端子 USB3.0×6、DisplayPort×1、MiniDisplayPort×1、HDMI×1、DP出力×1
DP重量 7.7kg

BenQ PD2700Uは、4K27インチのデザイナー向けディスプレイ。

BenQ独自のAQCOLORテクノロジーと4K UHDの高解像度によって、デザイナーが嬉しい明瞭性と色精度を実現します。

デザイナーにとって一番うれしい機能がsRGBの色域を100%カバー。それがこのモニターには備わっています。

Rec.709の色空間100%カバーも備わっているので、ビデオ放送に求められる高精細解像度、フレームレート、色域、ガンマ、白色点等もすべて正確に再現されます。

AUSU ProArt PA34VC

ブランド ASUS
本体サイズ 34.1インチ
パネル方式 IPS
解像度 QHD
アスペクト比 21:9
入力端子 USB C×2、DisplayPort×1、HDMI×2、ヘッドホン出力端子
DP重量 11.4kg

AUSU ProArt PA34VCは、クリエイター向けの34インチ湾曲モニター。

WQHDサイズの34インチなので横長になります。

34インチもあるため横長ですが、湾曲されているため視線移動が少なく長時間ディスプレイを凝視していても疲れにくくなっています。

こちらもsRGBの色域を100%カバーしているため、色の正確性求める方におすすめしたいディスプレイとなっています。

Blender、DTP、3DCG制作モニターの選び方

ここからは、CG制作を仕事をする方向けにモニターの選び方を解説していきます。

重要なのは以下の項目。

  • 解像度は4KあるいはWQHD
  • 画面サイズ27インチ
  • IPSパネル
  • sRGBカバー率100%
  • ノングレア
  • VESA規格

「この機能が必要だからこれを選ぶんだ!」と納得した上でモニターを選んでいきましょうね。

解像度は4KあるいはWQHDがおすすめ

解像度は高ければ高いほど、きめ細やかに細部まで表現することが可能です。

CG監督

定番は4K(3840×2160)ですが、横に長いWQHD(3440×1440)もおすすめです。

4K作品の制作も多くなっていることもあり、HDサイズのモニターでは表現しづらくなっているの昨今のトレンドです。もちろん解像度が高ければ高いほど価格も上がってしまいます。

キレイに見えたことに越したことはないので、妥協の内容に選んであげてくださいね。

サイズは27インチ以上

サイズは24、27インチが定番だが、個人的には27インチをおすすめしたい。

なぜなら仮に4K解像度だとフルHDの4倍の解像度になってしまうため、表示される文字の大きさもそれに伴い4分の1になってまうからです。

CG監督

24インチでも見えなくはないが、見づらいというのが正直な感想です。

拡大して文字を大きくさせる方法もありますが、設定が面倒ですしWEBサイトによっては設定を変えていかないといけなくなるため、めんどくさいです。

IPSパネルは必須

モニターパネルは特徴の異なるタイプがあることをご存知でしょうか。

パネルの種類は3つ。

  • TN
  • VA
  • IPS

上記3つのみです。簡単に特徴をまとめると以下になります。

パネルの特徴
TN 低コストで応答速度が早い。視野角は狭い。ゲーム用に多い。
VA 黒色の発色に強くコントラスト比を高くしやすい。角度によって見え方が変わる。映像鑑賞向け。
IPS 視野角が広く色が安定しやすく目にも優しく、色再現度が高い。映像・CGクリエイター向け。

僕が思うにCG制作クリエイターにとってモニターで重視すべきなのは、モニターが持つ「色の再現度」。

なぜなら「色の再現度」が良くないと、見る角度によって色が変わって見えたり、発色が表現できなかったりするとクライアント間で意思疎通が厳しくなるからです。

CG監督

仕事になるならないの問題もあるため、この点は重要ですよね。

よって、視野角が広く色の再現度が高いIPSパネルを選びましょう。

sRGBカバー率100%が嬉しい

今回紹介した「BenQ PD2700U」(以下、画像モニター)

 

AUSU ProArt PA34VC」(以下、画像モニター)

がどちらとも、表示色10億7000万色。

色域が100% sRGB/Rec. 709。

色ズレが少なく、仕事で使う分にはもってこいの性能となります。

ノングレアが最適

モニターには2種類の光沢タイプがあります。

画面の反射が少ない非光沢の「ノングレア」と、画面が鮮やかな光沢がある「グレア」です。

CG制作用モニターでは、光の反射が少ないノングレアタイプがおすすめです。

光沢のあるモニターだと、周りの光りが反射してモニターに映し出された色が正しく見えないことがあるのでおすすめできません。

また、ノングレアタイプのモニターだと反射が少ないため、目が疲れにくいというメリットもあります。CG制作は長時間モニターを見がちあなので、目を疲れにくくするという点でもノングレアがいいでしょう。

モニターアームが付けられるVESA規格がいい

今回紹介した3商品はそれぞれ「VESA規格(100×100)」に対応しています。

こちらの規格に対応していると、モニター背面部にモニターアーム取り付け穴が付けられているため、アームに接続することができます。

アームに接続することで、机の上を広く使えることができる他、自分にあった視点に調節できるなどのメリットがあるので、ぜひ使ってほしいです。

価格帯

今回紹介した3商品の価格は、Amazonにて6万円〜10万円台で販売されています。

セールや時期によって値段は変動するため、頻繁にチェックしてみてください。

まとめ

今回はCG制作モニターを3つ紹介してきました。

モニターはCGクリエイターにとって重要な仕事道具。パソコンの次にお金をかけたいですね。

ぜひ選び方を参考に良い商品を見つけてくださいね。

今回紹介したモニター

3DCG制作パソコンおすすめはコレ!2024年版スペックの選び方 3DCGにおすすめノートパソコンのスペックの選び方【2024年版】 blenderの推奨スペックとおすすめパソコンを解説【2024年版】 blenderに適したノートパソコンはこれ!重視すべきスペックとは【2024】 MAYAの推奨スペックとおすすめパソコンを解説【2024年版】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です