有名3DCGソフトの特徴・ライセンス価格・作品事例も解説

3DCGソフトには、統合型と特化型・この2種類が存在します。これからどんな3DCGを始めたらいいのか、悩んでしまいますよね。

  • 3DCGソフトの統合型・特化型の違いとは
  • 有名3DSCソフトの詳細が知りたい
  • 3DCGソフトでどのような作品が作られているか知りたい
今回はこのような内容について解説していきます。

3DCGには統合型と特化型がある


3DCGソフトには、大きく分けて統合型と特化型という2種類がああります。

統合型3DCGソフトは、様々な機能が一つになっているソフトのことを指し、主に以下の機能が備わっています。

統合型ソフト

3DCGの機能 機能の説明
モデリング 3Dデータをつくること。物体の形状を線や面を用いて作っていきます。
ダイナミクス 物理現象(重力・風力・引力など)をシュミレーションして、リアルなアニメーションの動きを作成すること。
リトポロジー アニメーションやモーフの際、きれいに動くようにすること。
エフェクト 爆発・炎・煙・液体の流れ・発行などアニメーションにあった、ストーリーを表現をすること。
UVエディット 3次元の情報であるメッシュを展開し、2次元の座標に対応させる作業のこと。
3Dペインティング 3Dで作られたモデリングに、質感や模様・汚れ・色などを付けたり反射や透明度を表現すること。
レンダリング 3Dソフトのイメージ上で行う計算のこと。空間にカメラを設置し、今まで設定したモデリングやアニメ・ライティング・質感が実際にどう移るのかコンピューターに計算させ、リアリティのある画像として出力します。
リギング 3Dで作成したモデリングに対して、リグを作成し快適に動くための仕組みづくりのこと。
アニメーション 3Dで作成したモデリングに対して、モデリングが3次元空間上を動いてみせること。
スカルプト 3Dモデリングの手法で、彫刻の粘土をこねるようにモデルを作っていくこと。

特化型

特化型の3DCGソフトは、様々な機能を有してはいませんが、使いやすく機能が特化しています。様々な機能をまんべんなくといった、統合型にはできないことを表現できるのが特徴です。

3DCGソフトは、制作する作品に応じて統合型と特化型の3DCGソフトを組み合わせて使うのが一般的です。

3DCGソフトの特徴

MAYA


  • ハイエンドな3DCGソフト
  • ソフト一つで様々なツール一式が揃う
  • 独自機能を持つレンダラーを搭載
  • 映画・アニメ業界で高い人気・シェア率を誇る
  • Windows・MAC版がある
開発元 Autodesk
使用可能OS Windows・Mac
販売スタイル サブスクリプション
価格 1ヶ月:32,400円(税込み)
1年:254,800円(税込み)
3年:687,960円(税込み)

MAYAは、ハイエンドソフトに位置づけられ高機能な3DCGソフトとして有名です。

ソフトに最初から用意されているアニメーション、エフェクトなどのツールセットが豊富で、メニューから簡単にアニメーションの設定やエフェクトをつけることができます。

Mayaは、独自のレンダラーが搭載されていて、Mayaソフトウェア、Mayaハードウェアといった名称を持っています。

映画などの実写映像に視覚効果を加える際、実写映像との相性が非常に良いので、映像業界で高い人気を誇っています。ディズニーやワンピースといった有名映画にも使われることも。ソフトは、WindowsやMacにも対応していて互換性があります。

作品事例
  • 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
  • 映画「ブレードランナー2049」
  • ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」
  • 映画「キングコング 髑髏島の巨神」
  • 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」
  • 映画「バースデーワンダーランド」
  • 映画「映画おしりたんてい」
  • 映画「スター☆トゥインクルプリキュア」
  • ゲーム「バイオハザード7 レジデント イービル」

3DSMAX


  • 無料・有料プラグインを導入することで機能をついかしていく
  • プログラミングの知識がなくても扱える
  • アニメーション制作が得意
  • MAXScriptを導入するとより3dsMAXが使いやすくなる
開発元 Autodesk
使用可能OS Windows
販売スタイル サブスクリプション
価格 1ヶ月:32,400円(税込み)
1年:254,800円(税込み)
3年:687,960円(税込み)

3ds Maxは有料・無料のプラグインが豊富に用意されています。Mayaのような自分でカスタマイズするようなシステムではなく、用意されたプラグインの中から最適なものを選んでいくことになります。

よって、プログラミングの知識がなくても優れた機能を持つプラグインを導入することで、簡単に拡張ができてしまいます。

便利なプラグインとして標準機能として本体に統合していくことで、3ds Maxでは標準機能だけでも柔軟で直観的なアニメーション制作が可能となっています。3dsMaxは、Mayaよりもエフェクト制作ツールの強化が進められており、多彩なエフェクトが簡単に制作できるようになっています。

組み込みスクリプト言語であるMAXScriptという機能を追加すれば、モデリング、アニメーション、 マテリアル、 レンダリングといった、3ds Maxツールセットの操作をより簡単にカスタマイズ出来ます。

作品事例
  • 映画「アバター」
  • 映画「君の名は」
  • モバイルゲーム「戦魂」
  • 映画「G.I.ジョー」
  • 映画「レッドクリフ」
  • 映画「センター・オブ・ジ・アース」
  • 映画「機動戦士ガンダムOO」
  • 映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」

Cinema 4D


  • モーショングラフィックスを得意とするソフト
  • アニメーションからモデリングまで機能がある
  • インターフェイスが使いやすい
  • 初心者や入門ソフトとしてぴったり
開発元 A&A
使用可能OS Windows
販売スタイル スタンドアロン、フローティングライセンス、期間限定ライセンス
価格 CINEMA 4D Studio R20 スタンドアロン版:450,000円
フローティングライセンス:450,000円(税別)
6ヶ月 期間限定ライセンス:158,000円(税別)
CINEMA 4D Visualize R20 スタンドアロン版:242,000円(税別)
フローティングライセンス:242,000円(税別)
CINEMA 4D Broadcast R20 スタンドアロン版:197,000円(税別)
フローティングライセンス:197,000円(税別)
CINEMA 4D Prime R20 スタンドアロン版:105,000円(税別)
フローティングライセンス:105,000円(税別)

CINEMA 4D はモーショングラフィックスを得意とするソフトとして有名です。

モーショングラフィックスを制作する上で必要なソフト「 AfterEffects 」との連携が簡単で使いやすいといった特徴があります。アニメーションからモデリングまで一通りの機能が備えられているので、最低限の機能で良いという方にはぴったりです。

ソフトのインターフェイスで機能がまとまっているので、初心者の方や、これから3DCGを始めてみようか考えている人に選ばれています。

バージョンは、大きく4つに分けられています。CINEMA 4D Studioは、最上位バージョンで価格も高価なので、これから始めようとする人は、Broadcastから始めるとモーショングラフィックスも使えるのでいいと思います。

作品事例
  • アニメ「蒼穹のファフナーExodus」
  • 映画「コードギアス 亡国のアキト 第五章(最終章)」
  • 映画「ブレードランナー2049」
  • 映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」
  • 映画「ドクター・ストレンジ」
  • 映画「スター・ウォーズフォースの覚醒」
  • 映画「アイアンマン3」
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まとめ

今回は、有名3DCGソフトの特徴解説と作品事例について解説してきました。

3DCGソフトについて少しでも理解して頂けたら幸いです。

3DCGソフトの対比するものとして、3DCADソフトがあります。以下で有名なCADソフトについて解説しているので、合わせて御覧ください。